洗う幸せ
強力な脱脂、洗浄作用はコーティングの下地作りに最適!度重なるバージョンアップで、高い洗浄力そのままに手肌や排水の環境負荷を低減しました。
このページの内容
「洗う幸せ」について
毎日、洗車を行うスタッフが安全に使えて、しかも高い洗浄力。洗剤とひと言にくくっても、その用途や性質は様々です。特に車の塗装面というのは、一般の方が考えているよりずっとデリケートです。クリーナーの選定を間違えただけで、洗車傷だらけになったり、シミになってしまったり・・・逆に、汚れが全く落ちなかったり・・・
また、私たちは店舗において毎日、コーティングや洗車の作業があります。その際に、使用するスタッフの手荒れの問題や、洗車後の排水の環境への付加の問題は、軽視できない項目です。
単純に洗浄力だけを追求するなら、研磨剤を使うとか、酸性やアルカリ性の溶剤を使うとか簡単な方法はいくつもあります。
研磨剤を使うことについて
ただ、研磨剤を使うということは、汚れも落とすが、同時に塗装も削ってしまうということ。もちろん、普段の手入れができていないくて、完全に汚れが焼きついている場合や小傷などを目立たなくさせる場合などには、最低限の必要性はありますが、できる限りは、塗装面は削りたくないものです。単純な汚れ落しのたびに塗装を削るのは、愛車の表面の艶の劣化を促進する結果にもつながりかねません。
酸性やアルカリ性の溶剤を使うことについて
また、酸性やアルカリ性の溶剤を使う方法も手っ取り早く安価にクリーナーを製造できるため、よく使われている方法のひとつです。(油汚れや水あかの場合は、アルカリ性の溶剤が多いです)
「溶剤」という名前が示すように、汚れを溶かし落とすのですが、同時に塗装面にも作用し、溶かしたりシミを作ったりします。そして、使用者の手肌に非常に悪影響があるのも事実です。例えば、アルカリ性のクリーナーに手をつけておくと、赤く腫れてきたり、しみて痛くなったりします。そんな危険なものをオススメするわけにもいきませんし、毎日洗車で使用するわけにもいきません。また、これらは環境に対しても負荷が高く、環境保護の観点から、不用な場合の使用は極力避けるべきです。
安全性は高く、環境負荷は少なく。
洗う幸せも何度かバージョンアップするごとに、その特性をより、安全性が高く環境負荷が少ない方向へと内容を変更してきました。ただ、洗浄力の面での必要性から、これまでは弱アルカリ性(pH9程度)を採用してきました。その部分が、今回のバージョンアップでは、中性でコレまで以上の、脱脂・洗浄力を出せるようになりました。さらに、水道などの水分が蒸発した時に発生する成分の析出に対する除去性能も付加しました。
今まで以上に安全で、環境負荷も少なく、性能の上がった洗う幸せをお試しください。
「洗う幸せ」の3つの特徴
液性が中性です。洗浄力はアルカリ性にした方が簡単に得られますが、洗浄対象や排水後の環境負荷に考慮し水と同じ中性で製造しています。
界面活性剤の原料は、ヤシ由来です。ヤシから精製された生分解性の高い原料のみを使用しています。(排水後にバクテリアなどが97%以上、分解してしまいます)
油汚れなどを洗浄段階で微細に細分化して再結合させない”ナノブラスト成分”を配合しています。これにより、排水後の汚れもバクテリアに生分解されやすいサイズを維持します。
PRTR法、環境ホルモン対応の安全性の高い成分のみで製造しています。
塗装面に付着する汚れに作用する配合を検証することで、専門性の高い洗浄力を実現しています。
洗う幸せには、水道水の蒸発によるカルキや雨の蒸発による雨ジミを除去する成分を含んでいます。
さらに、皮シートのすれた余分なテカリや汚れを簡単に除去できます。
コーティングは塗装面の輝きを増やす増幅剤です。塗装面の下地処理が悪い場合はその性能を発揮できません。洗う幸せはコーティングの定着を良くする脱脂性能が高いため、コーティング前の下地処理剤として最適です。残存ワックスなども細分化して除去します。
使用上の注意事項
- 日中や走行直後のボンネットなど、手で触って塗装面が熱くなっている場合、使用を避けてください。
- 塗装面はデリケートで、本液だけでなく水道水なども熱で乾くことでシミ等を発生させる危険性があります。
脱脂に使用する方法
- 大きな汚れや埃を、ホースのジェット水流などで流した後、イオンシャンプーで洗車します。
- しっかり、シャンプーをすすぎます。
・・・以下③~④の工程は、パーツごとに行ってください。・・・ - 洗う幸せを湿らせたゴールドクロスまたは、極細繊維クロスに吹きかけ、水で濡れた状態の塗装面にクロスで伸ばすように磨きます。※吹きかける量の目安は、ドア1枚に対して3~4プッシュ程度ボンネット1枚に対して6~10プッシュ程度
- しっかり水ですすぎます。
- 全体を施工し終わったら、終了です。
- 洗う幸せの施工後にブリスを施工する場合は、このまま拭き取らずに移行して構いません。
- 脱脂で作業を終了する場合は、塗装面の水分を完全に拭き取ってください。
水あか除去、輪ジミ汚れの除去方法
- 大きな汚れや埃を、ホースのジェット水流などで流した後、イオンシャンプーで洗車します。
- しっかり、シャンプーをすすぎます。
・・・以下の工程は、1回を40cm×40cm位の範囲に分けて施工して下さい。・・・ - 極細繊維クロス(orゴールドクロス)に洗う幸せを1~2プッシュ分吹きかけ、水あかや輪ジミの付着した部分を極細繊維クロス(orゴールドクロス)で伸ばします。
- 力はあまり加えず、極細繊維クロス(orゴールドクロス)で何度も往復させて磨きます。
- 洗う幸せは、汚れ除去反応の開始に少し時間がかかる場合があります。頑固な水あかがある場合は、その部分に洗う幸せを塗り伸ばし、15秒ほど放置してから極細繊維クロス(orゴールドクロス)で磨いてください。(液が放置中に乾かないように、直射日光や気温の高い時間は避けて使用してください。)
- しっかり水ですすぎます。すすいだ水分は完全に拭き取ってください。
- 洗う幸せは研磨剤(コンパウンド)を含んでいません。研磨しなければ取れないほど焼きついた汚れ等は完全には落とせない場合があります。その場合は、コンパウンドを使用後に、脱脂としてご使用ください。
- 輪ジミには、単純に雨などの水分が乾いて析出した状態(塗装面に対して凸状態)と塗装面が侵食されている状態(塗装面に対して凹状態)があります。前者の場合は、洗う幸せにて除去可能ですが、後者は汚れではないため落とせません。
内装の掃除などで使用する場合
- 基本的に、別の容器に入れ替え、水道水などで20倍以上に薄めて使用して構いません。
- 洗浄したい部分に直接吹きかけるか、クロスなどに吹きかけて洗浄します。
- 皮シートなどの部分は極細繊維クロスで拭いてください。
- モケット素材や布シートなどは、洗う幸せを吹きかけた後、極細繊維クロスで叩き拭きしてください。